社会福祉法人様で管理職マネジメント研修・業務改善支援を実施しました

先日、関西の社会福祉法人様にて、管理職を対象としたマネジメント研修を実施するとともに、研修で実施したグループワークの結果を分析し、施設全体の業務改善提案書を作成・提出しました。
今回のテーマは、「部下を通じて成果を上げる職場づくりと業務改善」です。管理職に求められる役割を整理し、組織として成果を上げるための考え方や実践方法について学んでいただきました。
研修では、「自分で抱え込みすぎる管理職」と「主任やベテランに任せっぱなしになる管理職」の違いを確認し、現場で何が起きているかを把握すること、適切に仕事を任せること、任せた後に確認・支援することの重要性について解説しました。
また、PDCAを活用した業務改善の進め方や、ハラスメント対策、メンタルヘルス、時間管理など、福祉現場の管理職に求められるコンプライアンスについても具体例を交えながらお伝えしました。
現場の課題を「見える化」し、改善提案書を作成
研修後半では、「時間内に業務が終わらない」という現場の課題について、各チームが特性要因図(フィッシュボーン図)を用いて原因分析を実施しました。
その後、各チームの分析結果を横断的に整理し、施設全体で共通する課題を抽出したうえで、管理職向けの業務改善提案書として取りまとめました。
分析の結果、多くのチームで共通して挙がった課題は次の6つでした。
- 記録・書類業務の負担
- 教育・スキルの個人差
- 判断基準・優先順位の属人化
- 情報共有・コミュニケーション不足
- 突発対応・イレギュラーへの備え
- 勤務体制・人員配置の課題
特に、「記録・書類業務の負担」と「教育・スキルの個人差」は、ほぼすべてのチームで共通して挙げられた重要課題であり、施設全体として優先的に取り組むべきテーマであることが明らかになりました。
提案書では、課題を整理するだけでなく、
- 記録業務の簡素化・ICT活用
- OJTの標準化と育成体制の整備
- 判断基準・優先順位の明確化
- 情報共有・申し送り方法の改善
- 突発対応に備えた仕組みづくり
- 人員配置・勤務体制の見直し
など、現場で実践できる具体的な改善策を提案しました。さらに、短期・中期・長期の実施計画も示し、継続的な業務改善につながるロードマップも作成しています。
研修だけで終わらせない支援
私は、社会保険労務士・公認心理師として、研修を実施するだけではなく、現場の課題を分析・見える化し、組織全体の改善につながる具体的な提案まで行っています。
福祉・介護・医療分野をはじめ、製造業、建設業、運送業、自治体など、さまざまな業種で、管理職研修、業務改善、人材育成、ハラスメント対策、カスタマーハラスメント対策、メンタルヘルス研修などをご支援しています。
組織ごとの課題に合わせたオーダーメイドの研修・コンサルティングも承っていますので、お気軽にお問い合わせください。
