管理監督者のためのラインケア研修を実施しました

昨日、建設業の企業様にて、管理監督者向けのラインケア研修を実施いたしました。

本企業様では、衛生管理に関する研修は今回が初めてとのことで、
「幹部層に理解されるか不安」というお声も事前にいただいていました。

しかし、当日は多くの管理職の皆さまが非常に熱心に受講され、
現場に即した課題として真剣に向き合っていただきました。

特にワークでは、
「人の話を聴くことは簡単ではない」
という点を実感いただけたことが印象的でした。


目次

■現場からの主な質問と対応の考え方

① 部下の相談を多く受けて、自分自身の気分が落ち込む場合

ベテランの部下から家庭の悩みなどを複数人から聞く中で、
管理職自身が疲弊してしまうというご相談がありました。

このような場合は、以下の対応が有効です。

・自分も一人で抱え込まないこと(必要に応じて上司や専門家と共有)
・相談を受ける時間をあらかじめ区切る
・話を聴いた後に気持ちを切り替える行動を持つ
 (例:お茶を飲む、深呼吸をするなど)

管理職も「支える側」であると同時に、守られるべき存在です。
意図的な切り替えが重要になります。


② 他部署の社員から「上司に言えない」と相談を受けた場合

別部署の社員から相談を受けた際の対応についてのご質問もありました。

基本的には、
話を聴くこと自体は問題ありません。

ただし、以下の視点が重要です。

・業務に影響が出ているかどうか
・組織として対応すべき内容かどうか

必要に応じて、
・産業医面談の案内
・正式な相談窓口への接続

など、**「つなぐ対応」**を行うことが求められます。

管理職がすべてを解決しようとするのではなく、
適切なルートに橋渡しすることが重要です。


■まとめ

ラインケアは、特別な技術ではなく、
日常のコミュニケーションの質を高める取り組みです。

一方で、
・聴き方
・関わり方
・抱え込みすぎない判断

といったポイントを誤ると、
管理職自身の負担増加や対応ミスにつながる可能性もあります。

今回の研修を通じて、
「現場でどう関わるか」を具体的に整理する機会となりました。


■研修のご案内

当事務所では、
管理職向けのラインケア研修をはじめ、

・ハラスメント防止
・メンタルヘルス(セルフケア・ラインケア)
・相談対応の実務

など、現場で即活用できる内容で研修を行っております。

「何をどこまで対応すべきか分からない」
「管理職の負担を減らしたい」

といったお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。

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