【研修実績紹介】3年連続でご依頼いただいた人権・ハラスメント防止研修

〜 継続することで職場が変わる。支援職に必要な“伝え方”のアップデート 〜
障害者支援施設にて、3年連続で人権・ハラスメント防止研修を担当させていただきました。
経営者様から「人権に関する研修は毎年継続すべきテーマであり、風化させてはいけない」とのお考えのもと、リピートでご依頼をいただいております。
このような継続型の研修は、職場に定着させたい価値観や行動変容を少しずつ根付かせるうえで非常に効果的です。特に、障害者支援の現場においては、“正しさ”の押し付けがハラスメントにつながりやすく、職員一人ひとりが「伝え方」を見直すことが欠かせません。
■ 1年目:「ハラスメントの理解と6類型」
パワハラの6類型と、それぞれに見られる“つもり”の誤解(例:「指導のつもり」「冗談のつもり」など)を具体的な支援現場の事例で学び、自己チェックを通じて自分の言動を振り返りました。
■ 2年目:「伝え方の工夫」
ハラスメントを防ぐコミュニケーション技術として、DESC法やIメッセージを紹介。「相手を責めない伝え方」や「ユーモアと冗談の境界線」など、現場ですぐに活かせる表現の工夫を学びました。
■ 3年目:アンケート結果に基づくオーダーメイド研修
事前に職員の皆さまからアンケートを実施し、実際の職場で感じている課題をもとに内容を設計しました。
🔹 多くの声に共通していたのは――
- 指導とハラスメントの境界があいまい
- 注意の仕方や言い方に自信が持てない
- 支援対象者への配慮と伝え方に悩んでいる
- 他の職員の言動に違和感を持っても言い出せない
これらの課題に応えるため、「ケーススタディ形式」でワークを交えながら進行しました。
■ 継続は“職場文化”をつくる
ハラスメント防止や人権意識の浸透は、1回きりの研修では定着しません。
3年間の継続により、「自分の言動を見直す視点が持てた」「言い換えの工夫ができるようになった」「相談しやすい空気づくりが進んだ」との声も増えています。
■ 人権研修・ハラスメント防止研修をご検討中の方へ
当事務所では、事前アンケートの実施や、職場特性に合わせたカスタマイズ型の研修設計を行っています。
福祉施設・介護現場・医療機関などでの実績多数。
「毎年のアップデート」で、伝え方と関係性を育てていきませんか?
お気軽にお問い合わせください。
セミナー・研修・講演

リーダー育成、メンタルヘルス、ハラスメント防止、採用と定着等、ニーズに対応した実践型研修を提供します。
コンサルティング

採用支援、ホワイト財団、介護や福祉の処遇改善加算、就業規則、ハラスメント防止等のコンサルティングを行います。
著書・執筆

著書の執筆、雑誌への寄稿・監修、リーフレット原稿の作成を行います。また専門家としてインタビューにも応じます。