大学職員向けカスタマーハラスメント対策研修に登壇しました

本日は、ある大学にて職員向けカスタマーハラスメント(カスハラ)対策研修の講師として登壇させていただきました。
特に注目すべき点として、2025年6月にはカスタマーハラスメントに関する法案が国会で可決され、労働施策総合推進法の改正が予定されています。公布から1年半以内に施行される見込みであり、今後ますます組織としてのカスハラ対策が求められる時代になってきています。
本研修では、カスハラの基本的な考え方や、大学現場で起こりうる学生・保護者からの過剰な要求や威圧的な言動に対する対応方法について、具体例や法律の視点、心理的な対処法を交えながらお伝えしました。
◆ 研修後の質疑応答より
研修終了後には、現場で実際に困っておられるご職員の方々から、以下のようなご質問をいただきました。
- 【ご質問①】
学生や保護者から高圧的な態度でクレームを受けた場合、正当な要望とハラスメント(カスハラ)の線引きはどう考えればよいか? - 【ご質問②】
感情的に訴えてくる学生(泣く・怒鳴るなど)に対して、冷静に対応するための方法や工夫が知りたい
これらのご質問に対しては、法的観点と心理的観点の両面から対応策を提示し、現場ですぐに活かせるような具体的なフレーズや対応ステップも紹介させていただきました。
◆ 受講者の声(抜粋)
「学生・保護者対応を含めたカスハラ研修がとても参考になりました」
クレーム対応も含めて、学生や保護者を対象としたカスタマーハラスメントについて学べる貴重な機会でした。
特に印象に残ったのは、最初に“限定謝罪”を行うという対応方法です。むやみに謝罪するのではなく、事実確認に入るための一歩として使える点に、なるほどと思いました。現場でもすぐに実践できそうです。
パッケージの研修では物足りない、質問にきちんと答えてほしいなどのご要望にも対応しております。
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