採用がうまくいかない本当の理由は『現状把握』にある

「採用に力を入れているつもりなのに、なぜか応募が来ない」そんな状態が続いていないでしょうか。
採用がうまくいかない理由は現状把握が原因
一般的に、職場の改善や問題解決を進める際の手順は、
①テーマの選定、②現状の把握と目標の設定、③活動計画の作成、④要因の分析⑤対策の検討と実施、⑥効果の確認、⑦標準化と管理の定着という流れになります。事業所を訪問していると、この中でも ②「現状の把握」 が十分にできていないケースが少なくありません。
例えば、ある経営者から「ハローワークに求人を出しているが、まったく応募が来ない」という相談を受けたことがあります。そこで現状確認のため、ハローワークが運営している「ハローワークインターネットサービス」にアクセスし、実際の求人をその場でスマートフォンから確認しようとしました。しかし、いくら探しても求人票が表示されませんでした。その後、総務担当者に確認したところ、「あっ、そうですね」と言いながら、インターネット上では公開設定になっていないことが分かりました。求人は出しているものの、ハローワーク窓口で検索しなければ見られない状態で、事業所名や連絡先も求職者に公開されていなかったのです。
また、別の事業所では、総務担当者が「採用対応はきちんとできている」と認識していた一方で、現場では「採用がうまくいっていない」という声が上がっていました。確認してみると、総務部門と現場が縦割りになっており、現場が求めている人材像と、求人原稿の内容に大きなずれがありました。過去数年分の求人票を確認したところ、原稿の内容はほとんど変わっておらず、変更点は応募人数や最低賃金の引き上げに伴う賃金額のみでした。総務部門も少人数で業務を回しており、効率化を優先した結果だと考えられます。総務部門としては「特に問題はない」と判断していましたが、問題がないと言い切っている場合ほど、問題に気づけていないことも少なくありません。
私は、セミナーやコンサルティングのご依頼を受けた際、「本当に現状を正確に把握できているか」という視点で、あえて疑問を持ちながらヒアリングを行います。
なぜ、第三者である専門家に任せたほうがよいのか?
本来、自社のことは自社が一番よく分かっているはずです。それでも専門家に相談される理由は、主に次の3点にあると考えています。
1つ目は、企業体質の問題です。
先ほどの例のように、総務と現場が縦割りになっており、話し合い自体が行われないケースがあります。
2つ目は、社内の人間関係です。
社内からの提案に対して、「あの人から言われる筋合いはない」と感情的に受け止められ、建設的な議論にならないことがあります。
3つ目は、立場による認識の違いです。
経営者は「人材」を経営資源として捉え、採用を重要課題と考えている一方、総務担当者は日々の業務効率を優先し、採用をそこまでの経営課題と認識していない場合もあります。
このように認識のずれがある場合、第三者が入った方が話が前に進むことは少なくありません。
現状把握は、社内の努力不足ではなく、視点が固定されてしまうことで難しくなる場合もあります。特に採用は、経営者・間接部門・現場が連携しなければ成果が出にくい分野です。慢性的な人手不足の中では、採用と離職防止を「両輪」で進めていく必要があります。
まずは現状を整理するために、専門家に相談してみませんか。
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