地域で人材を育てる“連携型”人事戦略セミナーを開催しました

令和7年12月9日、一般社団法人長浜ビジネスサポート協議会様で
「“人が集まり、辞めない職場”をつくる人事戦略 ― 福祉業界の採用・定着・育成を再設計する ―」
のセミナーを担当しました。今回のセミナーでは、福祉業界の最新動向を踏まえながら、採用・定着・育成を切り離さずに一貫して考えるための視点を整理しました。
目次
◆受講者の主な声
セミナー後には、次のような声をいただきました。
- 他社との意見交換が大きな学びになった。
他事業所の成功事例や課題を聞くことで、自社の改善ポイントが明確になった。 - 「採用は本部、育成は現場」という分断に気づいた。
採用と定着が別々に進んでおり、結果としてミスマッチや早期離職につながっていた。
今後は、採用段階から現場の育成・受け入れ体制まで一つの流れとして整える必要があると理解できた。 - 3年後を見据えて採用を計画する重要性に気づいた。
今必要な人だけでなく、将来の組織像と照らして人材像を明確にすることの大切さを再認識した。
◆セミナー全体を通じての気づき
今回の議論を通じて、参加者の多くが
「採用・定着・育成は一体で進めるべき仕事である」
という視点を共有されました。
人材が集まらない理由の大半は、採用だけの問題ではなく、
受け入れ環境、育成方法、職場のコミュニケーションの整備にもあります。
事業所同士が課題や取り組みを共有し、地域全体で魅力を高めていくことが、
これからの人材確保に欠かせないことを確認する時間となりました。
