セミナーレポート|草津商工会議所主催『年収の壁』と“伸びる職場”のつくり方

令和7年10月22日、草津商工会議所にて、私が講師を務め、「年収の壁と伸びる職場のつくり方」をテーマにセミナーを実施しました。本セミナーでは、2026年10月に予定されている106万円の壁撤廃をはじめ、
“働き損”を防ぐための正しい知識と、公的支援を活用した賃上げ・制度設計の方法を解説しました。

参加者の多くは、パート・アルバイトの労務管理や社会保険の基礎を改めて学びたい人事・総務担当者。
講義では、次の4つのテーマを中心に進行しました。

将来を見据えた人材活用と職場づくり
 “心理的安全性”“評価”“育成”の3つを軸に、
 中小企業ができる「3年後の組織設計」と定着率向上策を解説。

「年収の壁」の正しい理解
 本人・配偶者・扶養家族・大学生の4つの視点から整理。
 106万、130万、160万、201万など、複数の「壁」をわかりやすく図解。

公的支援を活用した賃上げ・制度設計
 キャリアアップ助成金、業務改善助成金など、
 賃上げを「負担減」で実現するための実践ステップを紹介。

“手取りを減らさない”戦略
 「扶養外手当」や「社保加入手当」の導入、
 制度説明会や試算表の提示など、従業員の不安を軽減する仕組みを紹介。

受講者の声

「まだ実務を始めて1ヶ月ですが、基礎から勉強する必要を感じました」
「漠然としか理解していなかった内容を体系的に説明してもらい、非常に分かりやすかったです」
「社会保険適用拡大の資料をさっそく活用します!」
「人事のことについてもまた学びたいです」

多くの方から「わかりやすかった」「実務に活かせる内容だった」との声をいただきました。

セミナーのポイントまとめ

  • 106万円・130万円・160万円・201万円の壁の正確な理解
  • 助成金を活用した賃上げと制度設計の手順
  • 手取り減をカバーする賃金・手当の工夫
  • “長く働きたい”と思える職場をつくる心理的アプローチ

当事務所のサービスに興味を持ったら、お気軽にお問い合わせを!

山田真由子社会保険労務士事務所では、企業の「人を活かす制度設計」と「定着する職場づくり」をテーマに、
セミナー・研修・個別コンサルティングを行っています。

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